紅而blog

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NHKが隠す反捕鯨国の真実
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    25日(水)のNHK「ニュース シブ5時」。5時半すぎに「特集 捕鯨の町のいま」を放送していました。

    舞台は太地町(和歌山県)です。イルカの追い込み漁をやっていることから、シーシェパードに目をつけられて散々な目に遭った町です。

         +++++

    番組は、かつてシーシェパードの幹部だったスコット・ウエストの言い分を垂れ流していました。
    (ちなみに、スコットは今は入国禁止になっているそうです)

    スコットの言い分をまとめてみると……。
    「奴隷制度を考えてみてください。太地町はこの恥ずべき行為をいつやめるのか」
    「問題はイルカや鯨を殺したり捕獲することを支持する日本政府にある」
    「世界に発信している印象はまさにならず者国家。北朝鮮と同類」

    視聴者はたぶん意識下にこんな図式を構えることでしょう。
    「日本だけが捕鯨をしているから非難されるのだ」みたいな。

    いやいや。
    スコットのいるアメリカも捕鯨をしていますから。
    しかしNHKは、かの国で少数民族が捕鯨をしていることにまったく触れません。
    (なぜかスコットの国籍についても黙っていました)

    自国では捕鯨をしていながら、なぜか遠く離れた日本のイルカ漁を非難する。
    これだけで、反捕鯨運動がどれだけ胡散臭いか分かろうものです。
    だからこそNHKは視聴者からこの肝心な情報を隠すのでしょう。

         +++++

    番組では政治団体代表のNがこんなことを言っていました。
    「なんでディスカッションしないの? 話し合い、すればいいのよ」

    「話し合い」という一見、誰も反論できない建前を突きつけられたら、一瞬「それもそうかな」と思ってしまいますね。

    しかし、果たしてシーシェパードの連中に話し合いの場に座る資格があるのでしょうか?

    岩手の農家がモグラ退治の罠を仕掛けたら、遠く愛媛や佐賀からモグラ保護団体が押し寄せて、敷地に侵入して好き勝手をする。しかも、連中は自分たちの地元の農家がどれだけモグラを殺しても、それには黙っている。
    こんな連中、相手にすべきでないでしょう。

    それに対話というのはお互いにある程度の信頼や、共通の価値観、暗黙の前提がなければ成立しませんよ。
    (このあたりはテレビの討論ショーを見ているとよく分かります)

         +++++

    ほかにも太地町の捕鯨を題材に映画を作った女性監督が「日本人は自己主張をしない」「対話を重ねることで理解が生まれる」みたいなことをのたまっていました。

    いやいや。あなたニューヨークに30年暮らしてきたのなら知っているでしょう。
    対話大好き、学校教育でディベートを仕込んでいるアメリカで、異なる思想集団の間でお互いを仇敵にみたいに憎んで分断が悪化し、暴力沙汰にまで至っていることを。

    「話し合えば理解できる」なんてことを簡単に口にする人間は軽んじられますよ。

         +++++

    そもそも「対話が大事」みたいなことを一方で繰り返しながら、対話の前提となるべき情報を隠すのがNHKを筆頭にした偏向マスコミです。

         +++++

    かつて鯨を殺しまくっていた欧米人がなぜ宗旨替えをしたのか?

    「脳が大きい鯨やイルカは人間に劣らない知能を所有している」
    「イルカはテレパシーによって人間と意思疎通できる特別な存在なのだ」
    「野生動物を殺して食べるなんて絶対容認できない。家畜なら別。家畜は工業生産品と同じ魂のない存在だからね」
    などがその理由です。

    どれも科学的根拠に乏しいですよね。

    彼らは、あくまで「自分たちが鯨食を嫌悪する理由」は提出できても、「海の向こうの異なる文化圏の人々の捕鯨を禁ずる理由」まではこしらえていないのです。
    だから衆を頼んでの実力行使しか手段がないのです。

         +++++

    欧米の反捕鯨運動を眺めていた感じたことがあります。これって、同性婚合法化と根っこが同じだな、と。

    「捕鯨=悪」「同性婚=少数者の人権」という思想がいったん支配的になってしまえば、新型OSをインストールしたコンピュータのように、疑問などを持たずにひたすらプログラムの実行に務める……。

    今は「捕鯨=悪」「同性婚=少数者の人権」のプラグラムで欧米は動いていますが、彼らはまた別のOSに乗り換えるかもしれません。かつてワイマール共和国の次にナチスの時代が到来したように。

    中庸が存在しない文化圏の宿命ですね。
     

    | 紅而遊戯 | メディア批評 | 08:13 | comments(0) | trackbacks(0) |









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