紅而blog

備忘録を兼ねた、よしなしごとを綴るブログです。
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あしからず。

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朝日新聞と御用学者
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    朝日新聞が
    自らが言いたいことを他人に言わせるというのは
    よく使いたがる手法です。
    今回は
    その手のインタビュー記事を見つけたので
    突っ込みを入れつつ読んでみました。

       +++   +++   +++   +++   +++

    朝日新聞デジタル 2013年7月3日
    (2013参院選)「敗けた」ということ
     「永続敗戦」を提起している、白井聡さん
    http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307020560.html
    (以下『 』内が引用部分)
    しらいさとし 77年生まれ。文化学園大学助教。専門は社会思想・政治学。著書に「永続敗戦論」「『物質』の蜂起をめざして」「未完のレーニン」。

    「戦後日本の『物語』を再検証したい。都合のいい物語を流布させることが、権力の源泉ですから」=西田裕樹撮影』(写真の説明文)

    私も、この点については同意します。
    もっとも
    権力』の中にはマスコミも当然に含まれますけどね。

    朝日新聞はこれまでにも
    「慰安婦問題」や「南京事件」など
    さんざん『都合のいい物語を流布させ』てきました。
    ぜひ『再検証』していただきたいですね。

       +++   +++   +++   +++   +++

    「新しい国へ」「グレートリセット」と語気を強める政治家が拍手を浴びる、戦後68年目の夏。私たちは「何か」を、なかったことにしたがっているようだ――いったい、何を? そして、なぜ? 戦後日本が大切に紡いできた「平和と繁栄」の物語の読み直しに挑んでいる、社会思想史家の白井聡さんに聞いた。
    (中略)
     「そもそも多くの日本人の主観において、日本は戦争に『敗(ま)けた』のではない。戦争は『終わった』のです。1945年8月15日は『終戦の日』であって、天皇の終戦詔書にも降伏や敗戦という言葉は見当たりません。このすり替えから日本の戦後は始まっています。(中略)」 』

    さすが朝日新聞に使ってもらえるだけあって
    レトリックに淫していますね。
    多くの日本人の主観において』は
    敗戦ではなく終戦なのだ、と主張しているのだから
    その客観的根拠を示していただきたい。
    「終戦の日」という言い換えや
    終戦の詔書に敗戦という言葉なかったことは
    多くの日本人の主観において』終戦であることの
    根拠にはなりません。

       +++   +++   +++   +++   +++

    「だからアメリカに臣従する一方で、A級戦犯をまつった靖国神社に参拝したり、侵略戦争の定義がどうこうと理屈をこねたりすることによって自らの信念を慰め、敗戦を観念的に否定してきました。必敗の戦争に突っ込んだことについての、国民に対する責任はウヤムヤにされたままです。戦争責任問題は第一義的には対外問題ではありません。対内的な戦争責任があいまい化されたからこそ、対外的な処理もおかしなことになったのです」

    靖国神社参拝も
    侵略戦争の定義も
    敗戦を観念的に否定』することとは無関係です。
    靖国神社は戦争の勝敗や種類にかかわらず
    国家に殉じた御霊を祀る場所です。
    侵略戦争に関する議論も
    むしろ歴史をいかに評価するのかという問題です。


    必敗の戦争に突っ込んだことについての、国民に対する責任はウヤムヤにされたままです
    これって
    戦争責任』ではなくて「敗戦責任」ですよね。
    「勝てば問題なし」な訳でしょ?

    その敗戦責任が曖昧なことが不満なら
    具体的に
    誰に対して
    どんな因果関係で責任を負わすべきか
    指摘していただきたいものです。

    朝日新聞ら反日極左の方々の特徴の一つは
    何かを匂わすだけで
    具体的なことは言わないことです。

       +++   +++   +++   +++   +++

    『(中略)
     ――そんな中、被害者意識を核にした物言いが目立ちます。
     「被害者意識が前面に出てくるようになったきっかけは、拉致被害問題でしょうね。ずっと加害者呼ばわりされてきた日本社会は、文句なしの被害者になれる瞬間を待っていたと思います。

    (中略)
     ――しかし、被害者意識を足場に思考しても、何か新しいものが生まれるとは思えません。

    多くの日本人が、いたいけな少女も含めて、
    無理無体に北朝鮮に誘拐されたのです。
    彼ら彼女らの尊厳が蹂躙されたのはもちろん
    日本の主権もないがしろにされたのです。
    被害者なのだから被害者意識を持つのは当然のことですが、
    何かしらそれを、
    拉致問題を奇貨として被害者の立場を装うような
    嫌らしい書き方をしています。
    人間がここまで無情になれるのかを証明する
    格好の生きた標本ですね。

    しかし
    このようなレトリックは便利です。
    朝日新聞の阪神支局が赤報隊に襲撃された事件に
    このレトリックを応用してみるのもいいかもしれません。
    「朝日新聞は自らが被害者になれる瞬間を待っていた。
    せいぜい記者が一人射殺されたにすぎない事件だが
    これを好機として
    大々的に被害者の立場を強調するキャンペーンを始めた」
    みたいな・・・。
    (不謹慎な表現を敢えて試みました。
    朝日新聞以外の方に、心よりお詫び申し上げます)

    このようなレトリックを使うと
    被害に遭った人間が味わった苦痛も、
    その人の背負ってきた人生も、家族や友人とのつながりも、
    すべてどこかに消えてしまいます。

       +++   +++   +++   +++   +++

    ――「仕方ない」の集積が、いまの日本社会を形作っていると。
     「その代表が原爆投下でしょう。日本の自称愛国者たちは、広島と長崎に原爆を落とされたことを『恥ずかしい』と感じている節はない。被爆の経験は、そのような最悪の事態を招来するような『恥ずかしい』政府しか我々が持ち得なかったことを端的に示しているはずなのに、です。
    (後略)」
     (聞き手・高橋純子)

    アメリカ人が
    自国の戦争犯罪、すなわち非戦闘員の大量虐殺を
    恥ずべきことと感ずるのなら分かりますが
    なぜ日本の側が責められなければならないのでしょうか?

       +++   +++   +++   +++   +++

    昔は
    学者やジャーナリストはもっと高潔なものと思っていたし、
    思いたがっていました。
    今は
    彼らは単に観念を操るのに長けた連中だということが分かりました。

    白井助教授も
    本人が得意なレトリックを駆使すればするほど
    自らが現実を直視する能力がない観念秀才にすぎないことを
    満天下にさらすことになるのですが、
    どうやら
    それに気づいていないようです。

    この点は朝日新聞も同じです。


    | 紅而遊戯 | 社会・政治 | 08:52 | comments(2) | trackbacks(0) |
    初めまして。
    とある書店でこの白井某の『永続敗戦論』なる本を見かけ、ああ多分自国であるはずの日本をなぶりものにして口を糊するシンポテキチシキジン様だろなあと思いながらぱらぱらめくってみたら、あまりにも完璧に予想が的中したので思わず笑ってしまいました。
    いやもう、戦後日本はアメリカに臣従してどうたらとか書いてますが、WGI+中国韓国北朝鮮のプロパガンダに全身どっぷりのあんたがそれを言うって何のギャグ? とか、
    おたくの言うことに唯々諾々と従えば、それこそ永続敗戦状態やん、だから書名は『永続敗戦のススメ』にすべきだろ、とか、
    こういう日本国と日本人を蝿かダニかウイルスみたいに罵倒する奴ほど必死こいてこの国にしがみつこうとするのが笑えて仕方がない、とか、
    そういうことを考えたりしました。
    乱文失礼。
    | Tdd | 2013/08/12 10:18 PM |
    ちょっと追加。すみません。

    結局のところ白井某は、日本国を貶めるサヨク的プロパガンダの正当化のために過去の日本の敗戦という歴史的事象を持ち出したにすぎないのでしょう。お前らは負けたのだ、だから「身の程を知れ」というとてつもなく暴力的な正当化のために。
    それが分かってしまえば、この某が何万言のレトリックを弄しようが反論はただの一言で済みます。貴殿も記事中に少し書いておられるように。曰く、「んじゃ勝てば問題なかったんだね」。

    そもそも白ryがやたらに敗戦敗戦と連呼するのが、どうにも理解できません。かの戦争は日本の敗戦によって「終戦」した。そして日本は連合国と正式な講和条約を結び、条約に定められた賠償義務を誠実に履行し、その結果オリンピックを開催できるまでに国際的地位を取り戻した。国連の非常任理事国を何度も務め、GDP世界トップクラスの経済大国、様々な国際貢献によって一部を除くw諸外国の信頼も厚い。この期に及んで何を今さら「お前らは敗戦国民だ」とエラそうに連呼されねばならんのでしょうか。白某は件の『永続敗戦論』の冒頭で「この国の国民は侮辱されているのだ」と宣わっていますが、日本国民を最も侮辱しているのは他ならぬ白某自身でした、ということですな。いやはやサヨクの方々の自己紹介の巧みさには舌を巻きますわいw
    | Tdd | 2013/08/13 1:10 AM |









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