紅而blog

引用は良識を以てお願いいたします。
コメントには、たぶん返事はしないと思います。
私は文章を書くのが異常に遅いので。あしからず。

朝日が騒ぎたがるレイハラ
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    レイハラって言葉、知ってますか? 私は初めて聞きました。
    やたらと新語を創るというのはいかがなものかと思いますけどね。

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    朝日新聞デジタル
    大学講師が「韓国は恥ずかしい国」 恐怖感じたレイハラ
    大貫聡子
    2017年9月18日16時52分
    学校や職場で、自分のルーツや国籍に向けられた配慮のない言葉やふるまいに苦しんでいる人たちがいる。ヘイトスピーチ対策法で排外的なデモをなくす動きは進むが、身近なところで差別が置き去りにされていないか。海外で認識が定着している「レイシャルハラスメント」について考えてほしいと、大阪市のNPOが活動を広げている。

     京都府内の私立大に通う在日コリアン3世の女性(22)は、幼稚園から高校まで朝鮮学校に通い、本名を名乗る。

     「日本名の方がきれいなのに」「同じ日本人でしょ」。アルバイト先でこんな言葉をかけられる。「良かれと思って言っていることはわかる。でも自分を否定された気持ち。また傷つけられたらと思うと、心を開いて話をするのが怖い」

     大学の講義で、衝撃を受けたことがある。非常勤講師が「韓国は恥ずかしい国」「韓国は近代国家ではない」などと繰り返した。強い恐怖を感じ、教室にいてはいけないような気がして涙がとまらなくなった。

    (中略)
     人権問題に詳しい丹羽雅雄弁護士によると、「レイハラ」を訴える訴訟は各地で起きている。だがセクハラやパワハラが社会的に「あってはならないこと」と認識されている一方で、レイハラ対策については遅れを感じている。「黒人差別があった米国やナチスがあったドイツには差別を包括的に禁じる法律があるが、日本にはない。差別はダメという判例は積み重なりつつあるが、社会規範にまでは至っていない」とみている。
    (後略)』

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    非常勤講師が「韓国は恥ずかしい国」「韓国は近代国家ではない」などと繰り返した。強い恐怖を感じ、教室にいてはいけないような気がして涙がとまらなくなった

    ……どういう文脈で講師が言ったのか不明ですが、間違ってはいませんよ。

    ニセ慰安婦像をあちこちに建てる異常さ。
    それでいて、かつて金のために娘を売ったことに知らんふりをする恥のなさ。
    国際条約を平気で反故にしておかわりを要求する図々しさ。

    「恥ずかしい国」と評価されても仕方ないと思いますよ。

    韓国は近代国家ではない』というのも当たってますよね。産経新聞ソウル支局長の起訴裁判劇や朴槿恵前大統領の罷免騒動を見ていれば。

         +++++

    たしかに、母国に対する低評価は、韓国人であるならば屈辱でしょうね。それが真実であったとしても、心穏やかではいられないでしょう。
    彼女がいたたまれない気持ちになったことも理解できます。

    しかし、『強い恐怖を感じ』という部分は全然分かりません。
    韓国批判を自分自身に対する攻撃と受け取ったのでしょうか?
    恐怖を感じる感情の経路は彼女独自のもので、一般化されては困ります。

    どちらにしても、これはハラスメントとは言えないでしょう。
    大学というのは、言論の自由が強く保障される場ですから。つまり、自分の好まない思想に触れる可能性が高い場所であるわけです。
    そこで、記事中にあるようなことを聞かされたとしても、反論するなり、真実として受け止めるなり、それを克服することによって己の知性と人格を形成するのが大学生活ではないですか。

         +++++

    黒人差別があった米国やナチスがあったドイツには差別を包括的に禁じる法律があるが、日本にはない

    やっぱり朝日新聞ですね。さりげなく言論規制法に話をつなげようとします。

    朝日が旗振り役をつとめた罰則つきのヘイトスピーチ規制法は、不幸中の幸いで罰則なしの理念法になりました。
    けれども言論規制大好きなのが朝日新聞です。
    まだまだ罰則で言論を抑圧することを諦めていないのでしょう。

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    それで包括的に差別を禁止しているアメリカとドイツは各民族が仲良く手を取り合って暮らしているのでしょうか?

    アメリカはすでに人種ばかりだけでなく思想によっても分断されていて、極端な主張のグループが各地で暴力的に衝突しています。

    ドイツはドイツで差別禁止法で国民の批判を封じた上で大量の難民を受け入れた結果、社会が不安定化しています。

    こういうものを見ていると、よそ者に対するある程度の警戒感というものは無条件に否定するものではないと思います。
     

    | 紅而遊戯 | メディア批評 | 08:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
    NHK字幕とトランプと拉致
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      今朝の7時7分くらいのことです。
      たまたまテレビをつけたら、NHKのニュースでトランプ大統領がしゃべっていました。(おそらく国連での演説)

      「Japan」という単語が聞こえたので思わず画面を注視すると、字幕に「13歳の少女が拉致」的なことが書いてありました。
      北朝鮮による拉致。おそらく横田めぐみさんのことと推察されます。

      問題はそれに続いてトランプ大統領が
      「…… slave her ……」
      と発言した部分が字幕に反映されなかったことです。

      何を慮っているのか、と思いましたね。

           +++++

      もっとも、NHKもたまにはまともな放送局らしいこともします。

      9月7日のこと。早朝のニュースで5時40分から5分ほど拉致被害者の松本京子さんについて報道していました。

      偏向している、というより一方的なプロパガンダ報道だらけのNHKですが、ごくまれにこんなこともあります。
       

      | 紅而遊戯 | メディア批評 | 08:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
      なぜ編集者はカスなのか
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        『とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話』(飛鳥新社)の佐倉色。
        http://www.asukashinsha.co.jp/book/b287337.html

        『文章を仕事にするなら、まずはポルノ小説を書きなさい』(雷鳥社)のわかつきひかる。
        http://www.raichosha.co.jp/book/write/wr29.html

        佐倉色は漫画家、わかつきひかるは小説家です。
        どちらも最悪な編集者にもみくちゃにされた経験があり、佐倉色は上記の単行本で、わかつきひかるはブログでその実態を披露しています。

        そのわかつきひかるがブログでこんなことを書いていました。

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        小説家わかつきひかるのブログ 2017.07.24
        なぜトラブルを起こす編集者が出現するのか。作家の側はどうすればいいのか。
        https://plaza.rakuten.co.jp/wakatukihikaru/diary/201707240000/
        『(前略)
        すばらしい編集者はもちろんいます。ですが、とんでもないことをやらかす編集者が一定数いるのです。

        マスコミは高給取りのエリートです。

        (中略)
        出版社は大学生の憧れの就職先で、いい大学を卒業した優秀な学生しか採用しないはずです。
        なのになんでイオク様が出現するのか、私は、はじめ、さっぱりわかりませんでした。

        (中略)
        編集長は、部下のトンデモ行為を知りません。
        部下が支払いをごまかし、編集長の指示だ、会社が悪いと言ったことさえ、作家に言われてはじめて知るのです。

        なので、この本、「とある新人漫画家が〜」のp168、編集長の紙袋氏(仮名)のいう、「僕がボーノをちょちょっと怒って指導すれば解決した話だと思うんですね」というのは、編集長の本音だと思うんですね。

        もっと早く教えてくれたら、コイツを怒って指導することができたのに。編集長ははがゆいのです。

        (後略)』

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        これまで書かなかったと思いますが、私、昔、出版社に勤めていました。
        私が所属していた編集部は企業向けの雑誌を作っているところでした。
        まだワープロ専用機というものが存在した時代と言えば、いつ頃かお分かりになるでしょうか。
        もちろん携帯電話も電子メールも使わない時代です。遠方への連絡は電話かファクシミリという時代。

        出版社といっても、一般の企業とそれほど変わりませんでした。
        ネクタイ着用が義務づけられていましたし、就業時間も決められていました。

        たぶん、皆さんが思い浮かべる「出版社のイメージ」とはかなり違うと思います。
        だから、これまで伏せていたのです。
        (それに、早くに辞めましたしね)


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        で、そこでの狭い経験だけをもとに敢えて言います。
        「わかつきひかる先生、アナタ思い違いしています。それも、現実よりもいい方向に思い違いしています」

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        マスコミは高給取りのエリートです。
        (中略)
        出版社は大学生の憧れの就職先で、いい大学を卒業した優秀な学生しか採用しないはずです。

        これは、S英社とかK談社といった大手出版社だけの話です。
        応募者が大勢来てくれて、そこから篩にかけて優れた人材を獲得できるのは大手だけの特権なのです。

        中小零細出版は違うんです。
        カスしか来ないんです。(もちろん例外はありますよ)

        私がいたのは中規模出版社でしたが、2、3年上を見渡すと「本当はテレビ局に行きたかったけど落ちたから、仕方なく出版社にした」みたいな連中が多かったです。
        本なんか読まないんですよ。そういう輩は。当然ながら、本にも文章にも愛着なんかありません。
        日がな一日、音楽の話をしている。あるいは、野球の話に興じている。そんな人間でも編集者になってしまうのです。

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        要するに中小の出版社の試験や面接なんて、テレビ局と比べたら大したことがないのですよ。
        おまけに人を見る目がないから、出版に情熱のない人間を採用してしまうのです。

        それでも働けばいいのですけど、働かない。というよりも、まともに働く気がないから出版社に就職したような人間がいるのが現実です。

        そんな人間がどんな仕事をするか、説明するまでもないと思います。

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        そもそも仕事のやり方を知らない者もいます。

        新卒で採用したのはいいものの、仕事を教えないうちから現場でこき使う。しかも現場は、人材を育てる気概も能力もない。

        最終的に鍛えられて一人前の編集者になれればいいのでしょうけど、あやふやな知識のまま動き回って、最後に巨大なしくじりをするとか、ストレスに押し潰されて辞めてしまうとか。

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        出版社に入る人間は基本的に頭がいいです。(私は例外です。最近しみじみ実感しています)
        私が在籍していた出版社でも、周りはそれなりの大学を出ていました。
        でも仕事で求められる能力を、学歴が保証してくれるわけではありません。

        写真を手配したり、ライターと折衝したり、情報を仕込んだり、取材を申し込んだり、日程を組み立てたり、原稿を整理したり、原稿料の振込先を確認したり、自ら記事を書いたり、印刷所に行ったり、校正したり、原稿料台帳を書いたり、贈呈本の宛名書きをしたり、編集長の気まぐれに振り回されたり、先輩に仕事を押し付けられたり、原稿が来なかったり、原稿の内容がムチャクチャだったり……。
        こういった諸々の細かい業務を、限りある時間の中でこなさなければなりません。
        処理できなくてパニックになったり、何かを抜かしてしまう者も出てきます。

        そもそも、編集者を志望する人間というのは「クリエイティブな仕事がしたい」わけです。こういう人は、事務的な仕事を嫌悪ないしは軽蔑していたりします。
        こんな人が、編集業のなかのこまごました仕事に意欲も情熱も才能も無かったとしても無理はありません。

             +++++

        それで、上司である編集長が指導力を発揮するかといえば……。

        そういう人いますが、そもそも何もしない編集長もいます。
        部下を育てるために敢えて突き放すとか、そういうカッコいいものではなくて、単に能力がないのです。

        腐った出版社の場合、必ずしも「能力があるから編集長になった」のではなく、「他がドンドン辞めていくから選択の余地なく」とか、「社長に対するゴマすりのご褒美として」編集長になれたります。

        こうして編集長になった人間に部下管理の能力が備わっているかというと、そんなものを期待するほうがおかしいのです。
        彼が唯一、心を砕くのは、部下の中に生まれるであろう反乱の芽を摘むことです。すなわち「反編集長派」を潰すことなのです。
        (で、反編集長派が誰かというと副編集長だったりします。私の経験では、一番近くの席なのに、お互い口も利かないという分かりやすい関係でした)

        そんな人間のクズ的編集長であっても、外部の人間と折衝する時は仮面をかぶります。一生懸命、知的で有能な管理職を演じます。
        さすがに、これくらいの芸当ができないと編集長にはなれませんね。
        裏返すと、ヒラ編集者だと素のままの自分を外部の人間にさらけ出したりします。

        出版社とか編集者とかいうと、何かしら理知のオーラが輝いているように錯覚しますが、現実はこんなものです。

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        たぶん、わかつきひかるも佐倉色も、良識があって、社会性も備えていて、義理人情も持ち合わせているのでしょう。
        だから、非常識で、社会性が欠落していて、ズルをすることに長けていて、情感を喪失した人間を想像できない(というより、実感できない)のではないでしょうか。

        しかし、出版業の底辺には、まともに働けないからこの業界にしがみついているという人間も少なくないのです。

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        でも、わかつきひかるも佐倉色も、あくまで「作家と編集者という関係性」によって守られていますよね。
        つまり、編集者がどれだけカスであっても、ある境界線からは侵犯されないわけです。

        これが、会社組織の中で、人間のクズみたいな編集者と、「『先輩×後輩』ないしは『上司×部下』という関係性」に組み込まれて仕事をしなければならないとなると、これまた筆舌に尽くしがたい苦痛があります。

        こういった現実を誰か本にすればいいと思うのですけどね。
        (そんなもの誰も買いませんよね)

        愚痴みたくなってしまいました。

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        繰り返しますが、以上はすべて私の個人的体験に基づく偏った主張です。
        きっと他の出版社では優秀で品位のある常識的な編集者が日本の文化を深耕すべく日夜脳の襞に知性の汗を滲ませていることと思います。

             +++++

        いろいろ問題のある出版業界ですが、それでもテレビ業界と比べると、はるかにマシかもしれません。
         

        | 紅而遊戯 | メディア批評 | 07:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
        朝日の女子高生妊娠記事
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          女子高生の妊娠と退学。

          毎日新聞がこのネタを扱っていたのは前に当ブログで取り上げました。

          紅而blog 2017.07.24
          毎日新聞と妊娠中退問題

          http://blog.webmanga.lolipop.jp/?eid=885

          今度は朝日新聞が似たような記事を書いています。
          なにか新しい潮流を作るのに必死になっている気がします。
          (最近みなくなったLGBTネタの代わりでしょうか?)

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          朝日新聞デジタル
          妊娠、学校に言えぬまま 「遊んでたんやろ」受診断られ
          山田佳奈
          2017年9月6日05時05分
          『■小さないのち みんなで守る

           彼に強要された1度きりのセックスで妊娠してしまった女子高生。気付いた時には中絶できる時期を過ぎ、病院には次々と受診を断られた。退学になるのが怖くて、学校には隠し通した。そんな事例を通じ、若年妊娠と教育の問題を考える。

           関西に住む高校3年生の少女(18)は、2年生だった今春、学校に隠し通したまま女の子を出産した。

           趣味を通じて知り合い、交際していた20代の会社員男性と別れ話をしようと昨年、一人暮らしの男性宅を訪ねた。セックスの経験はなく、このとき無理やり関係を持たされた。以来、男性とは会っていない。

           家族でスーパー銭湯に行った昨秋。母親は、少女のおなかがふっくらしているのに気づいた。「大丈夫? 妊娠したんじゃないよね」と声をかけたが、少女は「してない」と言って、黙り込んだ。

           もともと生理不順で、何カ月も生理がないことがあった。一度きりで、まさか妊娠したとは思っていなかった。

           「もしものとき、中絶には期限があるから。一生のことだから病院に行こう」。母親が説得し、学校帰りに女性医師の診療所を2人で訪ねた。

           とても寒い日の夕方だった。診察時間の前で、まだ開いていない診療所の玄関わきで待った。少女は母親の手を握った。目にはうっすら涙が浮かんでいた。「一緒に乗り切ろうね」。母親は手を握り返した。

           検査結果は妊娠6カ月ごろ。法律上、中絶できる時期を10日ほど過ぎていた。少女はモニターに映る赤ちゃんをじっと見つめた。産みたいという気持ちがわいた。

           だが医師の言葉は冷たかった。「高校生なのに妊娠するなんて遊び回ってたんやろ。健診を受けていない人はここでは産めないよ」

           ほかを探したが、「こんな時期


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               +++++

          残りはこの画像を。

          妊娠、学校に言えぬまま 「遊んでたんやろ」受診断られ

               +++++

          この話、本当なのでしょうか?

          医者に断られ続けた間、この女子高生の母親は何をしていたのでしょうか?
          隣で黙っていたのでしょうか?
          医者に取りすがったのでしょうか?
          一緒に乗り切ろうね』と言ってくれた割には影が薄いのですが……。

          この話、すべて女子高生に都合のいいように出来上がっているところに作為を感じてしまいます。

          無理矢理犯されたのだから、私は悪くないよ。
          妊娠に気づかなかったのは生理不順だと思っていたのだから、故意はないんだよ。
          医者が相手をしてくれなかったのだから、しかたないよ。

          すべて言い訳が用意されているのですね。

          「話を作ってるんじゃないの?」と思ってしまいます。

               +++++

          子供を産みたかったのか、中絶したかったのか。
          養子に出すのか、自分で育てるのか。

          記事を読んだ限りでは肝心なところで、彼女の意思が感じられません。
          ただ状況に流されているだけ。そんな印象を受けます。

          唯一、「教師になりたい。そのためにも卒業までは隠し通す」。この部分にだけは強烈な決意を感じます。
          そして、彼女はここだけは断固として実行します。

          ……胡散臭さを感じるのは私だけでしょうか。

               +++++

          それにしても、なぜ相手の男に責任をとらそうとしないのでしょうか?

          何と言っても子どもの父親ですから。将来を考えると没交渉というわけにはいかないでしょう。
          女子高生本人は会いたくなくても、親は普通は黙っていないでしょう。
          (そもそも女子高生の父親は何をしているのでしょうか?)

          こういうところが書いてないから、朝日の記事は疑わしいのです。

               +++++

          この記事は、掲載以来、朝日新聞デジタルのアクセスランキングで5位位内を保っています。

          実話ならば興味をそそる話ですからね。実話ならね。
           

          | 紅而遊戯 | メディア批評 | 08:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
          清水潔と南京事件制作秘話
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            前回、NNNドキュメントを取り上げました。

            そのチーフディレクターは清水潔が「南京事件 兵士たちの遺言」について語った記事があるのでご紹介します。
            (かなり前に作ったきり忘れていました)

            テレビの制作過程を垣間見ることができます。
            そして左翼テレビ業界人の思考回路にも触れることができます。

                 +++++

            『創』2016/8(創出版)P38〜
            『南京事件 兵士たちの遺言』番組制作の舞台裏
            清水 潔【日本テレビ報道局】
            『桶川ストーカー事件や足利事件などで数々のスクープを飛ばし、ノンフィクション『殺人犯はそこにいる』でも多くの賞を受賞した清水潔さんが中心となって昨年制作したドキュメンタリー番組『南京事件 兵士たちの遺言』が先頃、ギャラクシー賞テレビ部門の優秀賞を受賞した。

            (中略)

             日本テレビの報道局で企画があがったのは2014年でした。「来年は戦後70年なので何かやろうじゃないか」というので、まだ漠然としたものでしたが、靖国神社、南京事件、従軍慰安婦という企画があがったのです。当時の報道局ニュースセンター長が、そういうテーマにタブーを恐れず正面から取り組む人だったのですね。それを最初に聞いた時には、一瞬「えっ?」となりました。「その3つ?」ってね。
             僕はもともと事件屋で、3つのうちどれも取り組んだことがなかったので、この機会に勉強してやってみようかなと思ったのがきっかけでした。南京事件なら事件ものだし、できるのではないか、やってみようかなと。それくらいのイメージでとにかく現地に行ってみようと、2014年の夏休みに一人で南京に行きました。
             それまで南京事件についてはあまり詳しく知らなかったので、ひたすら資料と本を読み込みました。関連書は多分100冊くらい読んだと思います。実際に取材ロケを始めたのは、2015年の1月頃からで、カメラマンの黒住周作と、ディレクターの境一敬と3人体制だったんですが、皆がカメラを回して、取材もするしメモも取るみたいなやり方でした。


            (中略)

             南京事件の本を読み込んでみると、虐殺があったというものからなかったというものまで、ものすごくいろんな見方がありました。ネットを見ると「なかった」という意見が多い。中国のプロパガンダだとか、反日工作だとか、捏造であると言うものも多かったですね。あればかり見ていたら、なかったような気がしてしまう。
             だから実際に始めた時に最初に考えたのは、虐殺の定義とは何かということでした。中国は「30万人の大虐殺だ」と言い続けている。他方で日本の否定派は「南京30万人大虐殺の嘘」となるわけです。仮に30万人は間違いだとしても、では数万人ならあったのかというと、そんなふうに論をたてない。「30万人虐殺は捏造だった」という言い方で、虐殺そのものが全部なかったかのように主張するのです。そういうロジックに割と早い段階で気づきました。


            (中略)

             実際に放送した後にはかなり反響がありました。1割ぐらいの人が、「もっとちゃんと調べろ」とか「そんなことあるわけないじゃないか」とか、あるいは「なぜこんなことわざわざ放送するんだ」と言う方もいました。
             放送が始まったのは深夜12時50分でしたが、番組がまだ終わらないうちに1時17分段階で「もっとよく調べて放送しろ」と、批判のメールがありました。しかし、放送終了後は、評価の声がどんどん寄せられました。例えば57歳の男性が「南京事件見させていただきました。今こそ必要な素晴らしい番組でした、心から敬意を表します」。47歳の女性が「知らないことも多くて大変勉強になりました。制作者の方の意気込みと気迫が伝わってきて、私は最後まで目を離せませんでした。このような番組はテレビで放送してこそ意義があります」とか。非常に好意的な、よくやってくれた、日本人の皆に見てほしいという声が多かったですね。僕たちの予想以上に良い評価だったと思います。再放送をやってほしい、いま見たけどもう一回見たいという声も多かったですね。
             59歳女性の方からは「できるだけ事実に沿った形で真実に迫ろうとする姿勢は、最近ともするとありがちな感情に訴えかける番組とは一線を画し、今一番望まれる制作態度だと思います」。50歳の女性も「ぼんやりとしかわかっていなかったことがあぶりだされて、今まで知らなかったことが恥ずかしいです。それだけ大切なことを教えてくださったんですね。テレビでないとできないこの報道に感謝します。できれば再放送してください。多くの方に見てもらいたい」
             こういう感想がたくさん来て、一番感じたのは、やっぱり皆知らなかったんだということですね。僕自身もそうだったのですが、知らない人が多い。そういう意味であまり知られていなかったことを、可能な限り調べて伝えることができたし、報道の役割とはそういうことなのかと、思いました。


            (中略)

             放送にあたっては先ほど申し上げたように、あらゆるスタイルの反論を熟知して自分のものとし、それに対してきちんと説明ができる、あるいは番組内で可能な限り答えておくという番組構成づくりをしました。あらゆるスタイルの反論を知るために本を読み、とりあえず自分でわかっていないと反論できないので。そういう放送にならない部分の研究もかなりやりました。
             当時の資料については、まず何を資料と考えるかが一つ問題なのですが、戦後になって書かれた資料や関係者の記録、メモもありました。でも東京裁判で広田弘毅という元総理大臣に死刑判決が出たんです。この広田大臣の死刑の理由の一つに大陸への進出というのがあって、南京も含めた虐殺の責任も問われた。それから松井岩根という大将も死刑になった。南京事件の責任です。その影響で、昭和20年以後に書かれた資料は、結局バイアスがかかっています。
             だから戦中資料、昭和12年に南京事件がありましたから、それから昭和20年までの8年間の資料、もしくは直接南京にいた人の資料、証言しかあてにならないだろうと判断しました。つまり戦後資料は使わないというのを原則にしたのです。
             写真も捏造だと問題になったものが多いので、明らかに撮影した経緯がわからない、あるいは場所が全くわからないというものは一切使いませんでした。たった一枚使った写真は、少なくとも場所は南京で撮られたものだし、我々が目によって確認できたものでした。写真はたくさんあるのですが、あえて使わない。これは大変ですよ、テレビで写真を使わないのですから。
             それから軍の資料は昭和20年の8月15日の前、2日間ぐらいの間に、市ヶ谷の陸軍省で、燃やしてしまったわけです。だから陸軍の資料というのはあまり残っていないのです。
             面白いと思ったのは、上海から南京に向かっている連隊の11月ぐらいまでの記録は残っているのに12月以後はない。明らかに選別して処分しているんです。日記で虐殺があったと言われている12月16日のページを見ると消されているんです。普通の報道の感覚でいくと、「ああ残念、ないよ」となるのだけれど、調査報道としては、「ない」というのは重大な事実で、消されているというのを報じました。今回放送したのは、当時書かれたと追認して良いもの、事実として考えられるものを中心に、ほとんどそれだけを使っています。それと日記を書いた当事者たちのVTRですね。
             あの人たちは皆亡くなっていて、番組冒頭に紹介した小野賢二さんという方が、30年の間に福島県に点在していた同じ連隊の人達が持って帰ってきた日記を集めて回ったわけです。それで31冊見つけたんですね。そこの人たちにインタビューしていて、その素材も全部借りることができた。まず僕らはそれを借りてきて、そこからやった。この人達は本当に存在するのかをこっそり取材するわけです。何人かに当たると、確かにこの人はいて、日中戦争に行って、南京に行った、ということから入っていって、記録にあることが事実かどうかを相当調べた。番組の中であえてそういうシーンも見てもらうという作りにしたのです。


            (中略)

             社内でももちろん慎重を期して、放送前には報道担当役員や局長を含めて、6回にもわたる厳しいプレビューがありました。各部長クラスが入って、十数名の前でプレビューを行うのですが、僕はその場で全部の質問に答えられないといけない。これができないと、不安が払拭できないから多分放送できないですよね。
             放送前に、多くの人に「南京大虐殺ってどんなイメージ?」と聞いてみたんです。「中国の言っている嘘だろう」という意見や、あるいは「日本兵が南京に入って、女性から子供から機関銃で撃って、30万人殺しちゃったことでしょう」とか答えは両極端でした。どちらも違うんですよ。そういう話ではない。この番組で報じたのは、ほとんどが捕虜。もちろん戦争ですから、民間人も亡くなってはいるのですが、12月13日に30万人殺したということはなくて、前後6週間にわたって、上海の途中から南京周辺にかけての広大な地域の色々なところで多くの日本兵が住民を巻き込みながら戦争をやっている。そういう意識で考えないとわからないですね。
             その上で南京事件の中で一番大きな問題だと言われているのは、揚子江沿いで起きた捕虜の虐殺ですね。虐殺というのは、辞書で調べたところ、むごい殺害のことを言います。そういう定義を踏まえたうえで、捕虜にどんな扱いをしたか調査しました。武器を捨てて白旗持って投降してきたところを捕まえて収容所に入れ、その後、後ろ手に縛って戦闘意欲が全くない兵隊を撃って川に捨てる。それはハーグ陸戦協定の明らかな違反で、批判されてもやむをえない。


            (中略)

            こんな番組を作れるんだぜというのを若い人たちに示したかったという気持ちはあるんです。
             やろうと思えば、それまでできないと思っていたことでもできるじゃないかと、そこだけですよ。他のメディアの人にも、元気が出てくれるといいなと思う。
             もちろんそのためには事実をとにかくきっちりと積み上げていく。それしかないんです。隙があったら必ずそこをつかれますから。そんな気持ちは番組を作っている間、ずっと持っていましたね。
            (談)』

                 +++++

            意外だったのは、南京事件をずっと追いかけている人間が制作しているわけではないということです。

            付け焼き刃で勉強して、そして作った番組が全国に流れてしまうのです。

            こういう作り方だから、無理がある内容になってしまうのかもしれません。

                 +++++

            放送局の局長クラスを前に厳しい審査が6回もあるなんてことも意外でした。

            そこまでして何であんな胡散臭い番組が出来上がるのか、理解に苦しみます。

            なお、この番組についての私の評価は当ブログの過去記事を。

            紅而blog 2017.01.20
            NNNドキュ南京事件は変だ

            http://blog.webmanga.lolipop.jp/?eid=701

            紅而blog 2017.01.20
            NNNドキュ南京事件は変だ2

            http://blog.webmanga.lolipop.jp/?eid=700

            紅而blog 2017.01.20
            NNNドキュ南京事件は変だ3

            http://blog.webmanga.lolipop.jp/?eid=699

            紅而blog 2015/10/11
            NNNドキュで南京事件を

            http://blog.webmanga.lolipop.jp/?eid=579
             

            | 紅而遊戯 | メディア批評 | 08:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
            NNNドキュ死刑がお粗末
            0


              9月4日の「NNNドキュメント」は、いわゆる「飯塚事件」で死刑を執行されたKの冤罪を主張する内容でした。

              ↓番組HPから。
              「死刑執行は正しかったのか供“喞融件 冤罪を訴える妻」
              25年前、福岡県で幼女2人が殺害された「飯塚事件」。犯人と断定された男は、死刑執行された。しかしその後、冤罪を訴える妻が福岡地裁に異例の死後再審請求を起こす。4年前、番組では死刑判決の証拠のひとつDNA鑑定の疑惑を放送。再審は棄却されたが、地裁はDNA鑑定を事実上証拠から排除した。残る証拠を争点に妻は高裁へ即時抗告。今回カメラの前で初めて胸の内を語った。はたして死刑執行は正しかったのか。

              ↓23:31の動画
              NNNドキュメント 2017年9月3日 170903 「死刑執行は正しかったのかII 飯塚事件 冤罪を訴える妻」
              https://www.youtube.com/watch?v=MYPjjjKp-ec

                   +++++

              NNNドキュメントはごくまれに見ます。

              たいていは一方の側の言い分の垂れ流し。
              予想に違わず、今回も弁護団の主張にまるごと乗っかった作りでした。

              曰く、DNA鑑定のお粗末がお粗末だった。
              車内の血痕と尿の跡は、Kの家族のものでないとは言い切れない。
              目撃証言は警察に誘導されたもの。
              etc.

              これらを思わせぶりなナレーションで語り、それに重い音楽をかぶせて、なんとなくごまかす……。この手の民放ドキュメンタリーの定番の手法です。

                   ++++++

              飯塚事件は有名ですから、ネットで検索すると情報がイロイロ出てきます。
              すると、番組が隠そうしている事実が分かります。

              たとえば……
              DNA鑑定については、(足利事件とは違って)飯塚事件では唯一の決め手ではなかった。
              車内の血痕と尿の跡についてのKの妻の供述の変遷。
              あるいは、Kの亀頭包皮炎の件であるとか。

              もともとKは、これより前に起きた松野愛子ちゃん行方不明事件で、すでに警察に目を付けられていました。
              その愛子ちゃんの衣服を、Kをポリグラフにかけて発見したいきさつについても、番組は触れていません。

              要するに死刑囚K&弁護団にとって都合の悪いものは徹底的に排除されていたわけです。

                   +++++

              番組では目撃証言に疑問を投げかけていました。

              目撃者が左カーブを曲がる際に、右側に停めてあった(Kのものと思われる)ワゴン車を右後方に見ながら走行するのは理論的にあり得ない、と心理学者(大学教授)に語らせていました。

              たしかに危険な運転ではありますよね。

              しかし、カーブに停車している自動車に気づいて、「なんだ! こんな所に停めやがって」と憤りながら注視したことって、私の経験ではありますよ。
              (その間、前方はおろそかになりますから危険なことこの上ないですけど)

              弁護団が被験者を9人も使って視線の実験をしても、運転手の意識によって視線は別の動きをするはずです。
              こういったことを考えない弁護団というのは、やはり冤罪を証明することしか頭にないのかもしれません。

              目撃証言についてはほかにもイチャもんをつけていましたが、ここにしか冤罪の根拠を見いだせないところにこの番組の限界を感じました。

                   +++++

              ……というわけで、番組を見た限りでは冤罪説に説得力を感じませんでした。
              初めに冤罪ありきで、そのストーリーに沿って制作したという印象です。
              冤罪説を否定するわけではありませんが、番組の作りがつたなすぎて判断ができないというのが本音です。

                   +++++

               番組の最後。字幕に「チーフディレクター:清水潔」の名前を見つけました。
              この人の名前を見て、あの強引な、一方の側の意見の垂れ流しにも納得できました。

              やはりNNNドキュメントの「南京事件 兵士たちの遺言」も「チーフディレクター:清水潔」でしたから。
              この番組も、かなり無理のある作りでした。

              紅而blog 2017.01.20
              NNNドキュ南京事件は変だ

              http://blog.webmanga.lolipop.jp/?eid=701

              紅而blog 2017.01.20
              NNNドキュ南京事件は変だ2

              http://blog.webmanga.lolipop.jp/?eid=700

              紅而blog 2017.01.20
              NNNドキュ南京事件は変だ3

              http://blog.webmanga.lolipop.jp/?eid=699

              紅而blog 2015/10/11
              NNNドキュで南京事件を

              http://blog.webmanga.lolipop.jp/?eid=579
               

              | 紅而遊戯 | メディア批評 | 08:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
              ズレているのはNHKだ!
              0


                8月だったか、NHKが「ココがズレてる健常者」という番組を放送していました。(再放送みたいです)

                「なるほど」と思う部分もあったのですが、「?」と感じる部分もありました。
                なかには「ズレてるのはアナタでしょ」とツッコミを入れたくなる場面もありました。

                     +++++

                ↓この動画の24:30ごろから31:05まで。
                13 ココがズレてる健常者〜障害者100人がモノ申す〜 161221
                https://www.youtube.com/watch?v=HIvc_T5O6Zg&t=1506s

                右足が義足の大西瞳(パラリンピックの陸上選手)がこんな要望を。
                「片足だから、足やせエステを半額にして」

                本当にエステ店に行って交渉。
                (取材ではなく、ひそかにやり取りを録音)

                A店でもB店でも断られる。

                B店では、大西が会員登録しようとすると、
                『あの、すいません。ご記入いただく前にですが、書いていただいたからといって、承りますというわけではなく……』
                と店員にやんわりと拒絶される。
                (後でスタジオではB店に対して批判の声が)

                A店にはその後、やはり片足が義足の女性と二人で行って再交渉。
                でも、やっぱり断られる。

                     +++++

                これは大西瞳&NHKのほうが非常識かつズレているわけです。(むしろ営業妨害or嫌がらせに近いです)

                単純に足が一本だから半額というわけにはいきません。
                床屋に行って「右半分だけでいいから半額にして」とか、靴を買いに行って「片方でいいから半額に」と交渉しても相手にしてもらえないでしょう。
                難しい客と思われるのがオチです。

                エステの料金の中には技術料やら接待用の笑顔の料金やら従業員の給料やらもろもろの利益が込みになっているわけですから。
                「それが分からないお客は要らない」というのも商売のやり方としてあります。

                そもそもNHKの受信料などは、一日NHKばかり見ている人でも、まったく見ない人でも同じ料金を払わなければなりません。
                己をかえりみれば、「足が一本だから半額に」という要求がいかに無体か分かるはずなのですが。

                こういうことに気づかない大西もアレですが、周りのNHKスタッフも何とも思っていないらしいところが怖いです。
                NHKのレベルの低さが分かる番組でした。
                 

                | 紅而遊戯 | メディア批評 | 08:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
                NHKと大林宣彦と戦争
                0


                  9月2日のNHK「ETV特集」は「青春は戦争の消耗品ではない 映画作家 大林宣彦の遺産」という題名でした。

                  NHKと大林宣彦……ピッタリの組み合わせですね。

                       +++++

                  放送の中でこんな場面がありました。

                  敗戦直後、尾道にも進駐軍がやってくるという噂が広まっていたある夜のこと。母と子の寝室。スーツを着た母と大林が向い合う。二人の間には短刀が置いてあった。

                  大林宣彦『夜が明けたら、アメリカやイギリスの兵隊さんがやってきて、ボクらを取って食べるんだと。だからその前に、母親はこの短刀でボクを殺して自分も死ぬんだと

                       +++++

                  この話、どこまで信じていいんでしょうか?

                  というのは、偶然ですがある漫画に大林宣彦が登場する場面を発見したからです。

                  大林宣彦
                  『ブラック・ジャック創作秘話4 〜手塚治虫の仕事場から〜』原作:宮崎克/漫画:吉本浩二(秋田書店)に所収の「第17話 敗戦少年」より


                       +++++

                  NHKの番組では「進駐軍に辱めを受けないための自決」であることが明らかです。
                  漫画の方ではそれよりも「偏狭な軍国主義」が強調されているように私は感じました。
                  (もっとも漫画のほうは漫画家が自分なりの解釈を入れた可能性があります。時期も『1945年夏 戦争の末期』となってますし)

                  もしかしたら大林は、その時々で話を替えているんじゃないか?……と疑ってしまう私は心が濁っているのでしょうか。

                       +++++

                  NHKの番組では大林は「1938(昭和13)年 尾道生まれ」とのことでした。
                  ということは終戦時は7歳なわけです。
                  7歳でどれだけ戦争当時のことを覚えているのでしょうか?

                   

                  番組では大林の年齢についてほとんど触れていませんでした。その上で「軍国少年」みたいな表現を使っていました。

                  だから、普通に見ていた人は大林が小学校高学年から中学生くらいと誤解したかもしれません。

                  大林の責任ではないのですが、漫画に描かれている大林は中学生くらいに見えます。

                       +++++

                  番組にはたいした中身などありませんでした。

                  終戦当時7歳だから語るべきものがないのも当然です。

                  そんな大林に
                  結局、作者自身がかつては、加害者の側の軍国少年であった
                  と言われても説得力はありません。
                   

                  そもそも、戦前を多少でも知っているからといって、戦争について深く知っているというものでもないでしょう。

                  | 紅而遊戯 | メディア批評 | 08:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  北朝鮮に甘いマスコミ業界
                  0


                    いまさらですが、北朝鮮によるミサイル発射に対して、電波芸者やジャーナリストが吐いたトンデモ語録を掲載してみました。

                    正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現
                    東京新聞の望月衣塑子「金正恩委員長は米韓合同演習をしないよう要求。日本政府は応えているか?」 (09/01)

                    http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-6778.html
                    東京新聞の望月衣塑子「金正恩委員長が再三に渡ってアメリカに米韓合同演習をしないように求めております。アメリカが米韓合同演習で続けていることが、金委員長のICBMの発射を促していると思うんですが、こういうことに対してアメリカ側もしくは韓国側に、ある程度金委員長側の要求に応えるように、冷静になって対応するようにという働きかけを日本政府はやってるんでしょうか?」

                    正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現
                    テリー伊藤「日本は北朝鮮を煽るな。北の核は国防!他国を攻めないし領土を取らない!侍の刀と一緒」 (08/31)

                    http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-6777.html
                    テリー伊藤
                    (ミサイル発射は)好きにやってって感じがする。
                    それと、大事なポイントは、朝から「北朝鮮の挑発」という言葉を使っていますが、北朝鮮の立場から考えると挑発しているのは米韓だと。
                    米韓合同演習、あれは「するな」と言ったにもかかわらず、トランプさんは無視してやったわけじゃないですか!
                    これは北朝鮮側とすれば、凄く怒っていると思うんですよ。
                    日本の立場って一番大事なのって、平和だと思うんですよ
                    日本はなぜそれじゃアメリカに対して米韓合同演習を今、この時期やる必要があるんですかっていうような事は、日本は本当は言うべき部分がある


                    ぼやきくっくり
                    北朝鮮が日本の頭越しに弾道ミサイル発射 2017.08.29

                    http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid2097.html
                    青木理「米韓合同軍事演習やってる時にミサイル発射は北朝鮮にしてみれば当然」「グアムに撃たなかったのはアメリカと話し合いをしたいから」「日本への脅威がこれによってすごく増したということはない」

                    正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現
                    テリー伊藤「Jアラートは北朝鮮への敵対心を煽る」!今度はTBS「サンジャポ」で工作員丸出し! (09/05)

                    http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-6783.html

                         +++++

                    日本の政治に関しては、独裁も言論弾圧も存在しないのに「独裁反対! 言論弾圧反対!」を叫んでいる方々が、なぜか本物の独裁国家の北朝鮮には融和的になります。

                    これだけでも、彼らにいかに中身がないか分かろうというものです。

                         +++++

                    AとBがいさかいを起こしたのを見たCが、明らかに非があるほうのAを擁護する。

                    なぜでしょう?

                    Aがお気に入りだから。
                    Aのほうが強いから。
                    Aに味方することで利益が得られるから。

                    理由はいろいろ考えられます。

                    テレビ・新聞とも外国人の影響が強い業界ですから。
                    「国益のために頑張っている」なんて思わないほうがよさそうです。

                         +++++

                    ミサイル警戒のために鳴らされたJアラートについては左翼の方々から批判が噴出しました。
                    「こんなものは混乱を生むだけ。迷惑でしかない」みたいなことをほざく識者もいました。

                    ここに日本の課題があります。

                    危機意識がまるで存在しないのです。
                    危機に対する想像力すらありません。
                    どこかの都市にミサイルが落ちて大量の死者を出さなければ分からないの
                    でしょうか?

                    Jアラートについては上念司さんがこんなことを言っていました。

                    ↓この動画の0:30から2:00まで
                    【9月1日配信】上念司の経済ニュース最前線「日本列島越えミサイル発射 ・Jアラートに左翼発✖! IS子は北の●●? アメリカ史上最多の・・ 4〜6月期の企業統計は?」桜林美佐【チャンネルくらら】
                    https://www.youtube.com/watch?v=AdXIjdkhbSc

                    「窓から離れて、便所に入って、耳をふさいでいるだけでもだいぶ違う」そうです。

                         +++++

                    もっとも9条を信奉する人々にとってはミサイルなんか怖くはないのでしょうけど。

                    金正恩とミサイルと9条
                     

                    | 紅而遊戯 | メディア批評 | 08:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    TBS報道特集と川崎デモ
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                      昨日に引き続き……。

                      9月2日のTBSの「報道特集」は「朝鮮人虐殺〜追悼文はなく・・・」というテーマでした。
                      にもかかわらず、なぜか関東大震災とは関係ない、7月16日の川崎デモについて批判的に取り上げていました。
                      そして、このデモを許さない在日韓国人の母子を登場させていました。

                           +++++

                      TBSは徹底的に隠しますが、7月16日のデモはヘイトスピーチのないデモだったらしいです。

                      むしろ、むきだしのヘイトを炸裂させていたのは反対派の側でした。

                      紅而blog 2017.07.21
                      川崎デモと表現の自由

                      http://blog.webmanga.lolipop.jp/?eid=882

                      せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』
                      2017年07月17日 川崎デモの報告 (1)

                      http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53242052.html

                          +++++

                      「報道特集」では在日韓国人の少年(14歳)が泣きながら叫んでいるところを垂れ流していました。

                      なんでデモやらせたんですか! なんでデモやらせたんですか! もう二度とやらせないでください!

                      いや。日本人が日本国内で(ヘイトでない)政治的なデモをやることについて、外国人からとやかく言われる筋合いはありませんから。

                      7月16日のデモは圧倒的な反対派の圧力によってほとんど何の主張も許されませんでした。
                      いわば完全な言論封殺です。

                      デモを企画した団体がヘイトスピーチを繰り返していた経歴があったとしても、あらかじめヘイトを行わないと公言したデモさえも潰してしまうというのはやりすぎでしょう。

                      自分がやっていることを将来やり返されたら……なんてことは考えないのでしょうか?

                          +++++

                      念のため断っておきますが、私は川崎デモ及びこれらの団体を支持しているわけではありません。

                      しかし、TBSの「報道特集」があまりにも一方的な内容を垂れ流していたので、これについて少しばかりかかざるを得ませんでした。

                           +++++

                      どうでもいい話ですが、「報道特集」にアパホテルのCMが流れているのを見て笑ってしまいました。

                      たしかに、この番組は保守層も見ますからね。ある意味、左翼の視聴者よりも保守層のほうが粗さがしのために真剣に見るかもしれません
                       

                      | 紅而遊戯 | メディア批評 | 08:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
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